お客様がニワトリを飼っていると聞き、思い出した。
高校で飼育されていたチャボにヒナがたくさんかえり、理科の五味先生が希望者にわけてくれたこと。
私は家族と相談して、つがいを連れて帰った。
ケージに入れて毎日エサをやり、かわいがっていた。
ところが。
少し大きくなったころ、にっくき野良猫に襲われ、メスだけになった。
メスもケガを負ったがなんとか回復した。
白い体にいつまでも残った赤チンが痛々しかった。
そのうち成長して、小さな卵を産むようになった。
エビの殻をエサにあげると黄身の色が赤に近いオレンジになったこと、
庭でちょこちょこと父の後ろをついてまわっていた姿が印象に残っている。
それにしても、甲府一高にチャボ小屋があったなんて・・のどかな話だなぁ・・。