「あさが来た」毎朝見ています。
なかなか面白いです。
もちろんストーリーもいいのですが、主人公あさや、姉のはつのお嬢様衣装がとても楽しみです。着物や帯や、髪飾りなどかなり豪華できらびやかで、つい目がいってしまいます。
あの頃のしきたりや歴史も興味深く、見逃せません。
また出演している俳優のみなさんの演技が上手いこと。
私が気に入ったのは、はつの旦那さま、惣兵衛がはつに着物を贈るシーンです。
冷たいお人と思われていたはずなのに、その場面に登場した瞬間から、今までと少し目つきが変わっていました。白へびのような冷たい目から、どこか温かさを手に入れたような。
部屋いっぱいに用意された反物からはつに好きな柄を選ばせ、はつは素直に喜ぶという流れでしたが、これだけで二人がどのように新婚生活を送っているのか伝わってきました。すごいです。
やっぱり演技がしっかりしていると、全体の出来がぐんとランクアップしますね。
江戸から明治へとかわる激動の時代。
知識として知っていても、ちょんまげと洋装がどんなふうに混在していたか、ドラマでみると現実味があり、これからどうなっていくのかとても楽しみです。
