山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

2020-01-01から1年間の記事一覧

応援ありがとうございます!

みなさんの応援が力になっています。 本を買いに来店してくださるお客様。 時間がかかっても取り寄せを待ってくれるお客様。 本を送ってほしいと、送料や振込手数料かかってもわざわざ注文してくださるお客様・・。 最近、ひしひしと感じています。 この店を…

11月です

月がかわるとお客さんに「新しいのはまだ~?」と言われます。 『星野書店のほんのかけはし』のことです。 楽しみしてるよー!と。・・ 毎月末になると気になり始め・・今回は何のネタがあるだろう・・思いつかない!! となりながらも結局、何かしら書くこ…

母のペンパル

母のペンパル(文通友だち)は栃木県にお住まいです。 ふたりは雑誌の文通相手を探すコーナーで知り合ったそうです。 それはなんと小学生の時。つまり70年くらい前の話・・。 しかも今までにお互い会ったことが1度しかない! さすがにもう文通はしていないけ…

『グレート・ギャツビー』の記憶

大学に入りたての私にできた友人、M子。 彼女はいわゆる帰国子女で、地方で育った私にとって異色の人物だった。 私の考える常識からははみ出た、突飛な発言や行動。 頭の回転が速く行動力もあり、今までに見たことがないタイプ。 思うことはストレートに口に…

働くこと、雑感

コロナ禍にあって、自分の働き方を見直しました。 その柱として、営業時間を短くしました。 私は比較的自由に、こうしようとか、ああしようとかができます。 幸せなことだなぁと思います。 会社に勤めていると、そうはいかないこと、多いですよね・・。 私は…

障害者のアートではなく

先週末、NHK「首都圏情報ネタドリ」という番組で〈障害者アートの最前線〉という特集をやっていました。 最後まで見なかったのです。 なんだかいたたまれなくなって。 番組では自閉症のピアニスト・紀平凱成さんとダウン症の書家・金澤翔子さんを紹介して…

本屋の仕事

「おすすめの本ありますか?」 と聞かれて、いつもドキッとしちゃう。 世の中には数えきれないくらいの本が存在して、 その中にすごくいい本があるのは確実なのに、 私はその本のことを知らない。 知らなさすぎる。 いつも「私は本を読む努力が足りない」と…

「新型コロナウイルス」と『鬼滅の刃』

たぶん、いつか、2020年のことを思い出すとき、 「新型コロナウイルス」と『鬼滅の刃』はセットになっていると思う。 そのくらい毎日『鬼滅の刃』。 しょっちゅう発注をかけていないと入荷しないし、 しょっちゅう在庫問い合わせの電話はかかってくるし、…

営業時間の短縮について

営業時間を短縮させていただきます。 9:30~20:00 ↓ 10:00~19:00 ご不便をおかけすることがあるかもしれませんが、 どうかご了承ください。 家族でやっている店です。 今までは高齢の母に店番をお願いする時間もありましたが、 それをや…

子どもと本

突然長い春休みがやってきて。 ふだん見かけない親子連れのお客様がチラホラと。 学校や公共の図書館がお休みで、 そうだ、本屋に本を買いに行こう!となってくれたのね。 ちまたでは本屋に特需!とか言われ、 ウチも「特需」とまではいかなくてもそれなりに…

ラジオ!

ラジオから流れてきた、よく知ったクラシック曲。 それがとても耳に心地よく、車のスピーカーから出てくる音とは思えないほど素敵。 感動的!・・一体だれのピアノだろう・・。 というわけで、調べました。 今日の午後(3/5)、ラジオ(NHK-FM)から流れてい…

故郷は山梨

「とにかく、山梨から出ていく」 高校時代の勉強のモチベーションといったら、 これしかなかった。 田舎から抜け出したかった。 甲州弁が嫌いだった。 なんにも面白くなかった。 思い通りに山梨から出て、 丸6年で山梨に帰ってきた。 帰ってくる直前に阪神…

本を読むということ

振り返ってみれば。 決して多くはない読書量でも、 心に残っているものがいくつかあるのです。 本屋の娘でありながら、 本をたくさん読めたらかっこいいと思いながら、 たいして読んでこなかったけど。 この年になって気づいたら、 それなりに自分が惹かれる…