山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

2024-01-01から1年間の記事一覧

私らしい一日

今週は店を閉めて矢部太郎さんの個展に出かけたこともあり 昨日も今日もやるべきことに追われて、 片付かない本の山が店のあちらこちらに・・・そんななか ・・・ 朝一番は大月市から来てくださるお客様。 採れたてのワラビを持って来てくれた。 矢部太郎さ…

焼き芋プリン

元大学の教授H先生は、焼き芋作りが趣味だ。 冬の間、何度か自作の焼き芋を届けてくれる。 少しはそのまま食べるけど、 ここ何年かは焼き芋プリンを作ることにしている。 なぜなら、私はプリンが大好きだから。 ふだんからプリンを作っている、というわけで…

イチ本屋好きとしての東京本屋さん巡り

本屋の立て直しを本格的に始めてから約10年。 ここまではどうやって店を立て直すか、 どうしたら継続させられるか、 それで手一杯だった。 今、ひとまず店は続いている。 でもいっときも気をゆるめることができないくらい本屋をとりまく現状は厳しく、 これ…

選んで並べている本が売れるということ

そのお客様は、少し離れた町から来てくださいます。 ゆっくりと店内を見て回り、 今日も両手いっぱいの本を買ってくれました。 私が自分で選んで並べている本をたくさん。 店を経営していくうえでベストセラーや雑誌は必要で、 問屋さんから自動的に送られて…

本は送られてくるようになったけれど

「本屋の存続危機」なんて言葉がなかったころ、 うちみたいに小さい店は、書籍も雑誌も思うように入荷しなくて大変でした。 問屋さんの発注システムも今ほど発達していなかったし、 小さい店の宿命と思っていました。 でもこの何年かで事情は変わり、 潤沢に…

13年前のあの日

山梨大学の後期試験を受けに来た彼女は、 「何かあったらお願いね」と連絡をもらっていた、 義母の知り合いの娘さんでした。 たった一人で知らない街で大地震に遭い、 不安でたまらなかったことでしょう。 翌12日の朝、泊まっていたホテルからうちの店まで…

店は休みだけど

今夜も返品の荷造りを。 NHK常備セットの語学と趣味の本。 一年に一度の入れ替えです。 このほか、 いつものように雑誌の箱と、 コミックの箱と、 書籍の箱をつくります。 中身はすべて問屋さんに返品する本。 これが限りなくゼロに近くできたらなぁ。 けっ…

芥川賞・直木賞発表直後に

せっせとFAXを送ります。 出版社はもう終了している時間。 こんな時はやっぱりFAXです。 うちの店みたいに小さいと、 ほっといたら受賞作は入ってきません。 なんだかんだいって、この二つの賞の力はすごいのです。 読んでみたいというお客様が多いですから…

今年もよろしくお願いします

本日、初仕事です。 元日から大地震や飛行機事故など、 なんだか不穏な年始となりました。 わが家では・・実は12月中に家族の不幸があり、 2年連続の喪中となりました。 なので12月後半は慌ただしかったのです。 店も忙しい時期でしたので1日だけ休業し、ふ…