山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

2022-01-01から1年間の記事一覧

年内最終営業日!?

今日を最終営業日と言ったけれど・・実は明日も半分営業かなと思ってます。 もともと30日まで営業ということにしようか悩んだのですが、 店の掃除が少しもできていなくて気になっておりました。 シャッターを半分だけあげた状態で掃除や片づけをするつもりで…

香典返しはどら焼きで

10月に他界した父は甘いものが大好きでした。 お別れの棺に父の愛用品などと一緒に入れたのは、たくさんのどら焼きでした。 兄が買ってきた「浅草梅園」のどら焼きです。 たっぷりとあんこが入ってちょっとずっしりしたそれは、父の好物でした。 お葬式の後…

チャボに赤チン

お客様がニワトリを飼っていると聞き、思い出した。 高校で飼育されていたチャボにヒナがたくさんかえり、理科の五味先生が希望者にわけてくれたこと。 私は家族と相談して、つがいを連れて帰った。 ケージに入れて毎日エサをやり、かわいがっていた。 とこ…

壮大な物語が読みたいの

(仕事として読む)小説、 嫌いじゃないけど最近は、 もっと壮大なお話が読みたいの。 身の回りの出来事や、 ちまちました人間関係、 家族の問題、心身の問題。 大事なことではあるけれど、 たしかにそこに物語はあるのだけれど。 びっくりするようなとか、 …

本を「所有」するということ

若者の本の買い方が変わってきた。 安いから文庫本を選ぶ、のではない。 高くても単行本で手に入れる。 どんな本を? (たぶん)「所有」したい本を。 ただ読みたいというだけじゃなく、 モノとしての価値を見いだしている。 もちろん文庫本で買うこともある…

目を閉じて

目を閉じて シャットダウン ちょっと疲れているときは 目を閉じるのがよい 視界をシャットダウンすると 脳が休まる気がする ほんの10秒でも ちがうもんだよ

「校正」通信教育

店頭に校正者・牟田都子さんの『文にあたる』という本を並べました。 (まだ読んでいないから、内容の紹介はできませんが・・) 「校正」について、なんか引っかかるな・・と思ったら。 むかし某企業で働いていた時、会社が通信教育の補助をしてくれる制度を…

本屋あるある

代わりにこの本を返品するか・・。 今日入荷した文庫本を片手に棚を眺める私。 隙間のないこの棚にはもう入らない。1冊も。 新しい1冊を並べるには前からある1冊を抜かなくてはならない。 これ、と決めて抜いた1冊。 返品しようと思ってひっこめた。 ところ…

夏がくーれば思い出す

19歳の夏。 大学は夏休みとなり実家に戻っていた私。 ひとり旅をすると決めたはいいが、バブルな時代の避暑地はハイシーズン。 どこも込み合い、雑誌片手に宿泊先を探したが容易には見つからなかった。 たったひとつ、山の中の民宿に空きがあった。 なんとか…

高校生がやってきた

甲府一高探究科の5人の生徒さんがやってきた。 探究活動の実地研究で書店の話を聞きにきた。 本の見せ方並べ方、出版流通の話、どんな本が売れるのかや、 お客さんに来てもらうためにどんな工夫をしているのかなどなど。 元気良く繰り出す質問は的確で、なか…

明るいうちの閉店

店は夜7時閉店です。 今の時期、まだ明るいです。 コロナが落ち着いて人々の活動が活発になり、 もう少し遅い時間まで店を開けていた方がいいかも・・。 と思わないわけではないのですが、 このままにします。 店を閉めた後も案外、仕事しています。 明日の…

手入れできないベランダの花

可愛い花が咲きそろったベランダの花。 今はちょっと寂しくなっている。 咲き終わったのなら新しい花に植え替えればいい。 わかっています。 したいです。 でもできません。 赤と黒の強烈な色をした幼虫ちゃんがいるんです。 いっぱいいるんです。 パンジー…

フライング父の日

父の日だと思って、夕方電話したんです。 今日のうちにしなくては!と慌てて。 いつもありがとう・・とか、義父に。 でも2,3日してから、ふと気づいたのです。 1週間早かった・・! 私ってホントに、なんだかなー

梅の実、カコーン!

スーパーからの帰り道。。 転がっていた梅の実を蹴りながら歩いていた。 カコーン! ただ蹴るだけでやけに楽しい。 ふふふーん 数歩歩いて追いかけて、 またカコーン!・・ぶにゅ。 あれ?まさかの破裂!? 青いスニーカーにオレンジのシミをつけ、 そこまで…

朝の一撃

寝ぼけた今朝の私、いきなりパンチを食らった。 田舎から届いた箱の中、最後の一個になった新玉ねぎ。 ひょいとつかんだ瞬間、白い玉ねぎから・・ うにうにうに~!! 黒い幼虫が!! キャー!!!!! 突然持ち上げられて怒ったのか、暴れる幼虫。 けっこう…

散歩の写真、なし

いつものGWなら近所の山などに散歩し、 素敵な景色やかわいい花、美しい緑の写真を撮っていたはず。 はず、ということは今年は撮っていないということ。 一度、出かけたには出かけたが・・ 暑さに慣れない体が悲鳴をあげた。 愛宕山の山すそをぐるっと楽しく…

猫ちゃん一家は新しいお家に行きました

3匹の子猫とそのお母ちゃん。 縁あって、里親さんに全員引き取っていただきました。 親子兄弟、離れ離れにならなくてよかった! はやく里親さんを見つけなきゃ!と、 今月の「ほんのかけはし」に写真を載せて里親募集をしました。 昨日から配り始め、こんな…

内緒だなんて言っていられない!

車庫に子猫がいるのを発見してから1週間。 様子を見ていたけどお引っ越しする気配のない猫の親子たち。 このままいったらここに住みついちゃうよ! それはマズイ・・ 里親を探してみようと思います。 (もしうまくいかなかったらボランティア団体に連絡か・・…

内緒ですけどね

内緒ですけどね 実は車庫に猫の親子がいるんです 生まれたばかりの赤ちゃん3匹を おかあちゃん猫が守っています ごちゃごちゃした棚の奥にいるんです ちょっかいだしたい気持ちを抑えて 人間はじっとガマンして ノラ猫なのかわからないけど ここは車が多いか…

『ライ麦畑でつかまえて』

お客様から注文がありました。 サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』です。 村上春樹さんの新訳『キャッチャ-・イン・ザ・ライ』ではなく、 昔からある野崎孝さんのほう。 懐かしい記憶がよみがえります。 高校生の時知った有名なこの本に「素晴らしい青…

数学になじんでいたら・・

高校のとき、数学のテストが「5点」だったことがある。 50点満点ではなく100点満点で。 先生のお情けで計算式に2点と3点。 1問もわからなかった・・強烈な思い出。 中学のころからあやしかった数学は、 土台がぐらぐらしたままなんとなくやりすごし、 気づい…

また来た!

「また来てね!」の彼が「また来た!」 つまり山梨大学に合格したということです。 医学部!おめでたい! レジで会計を済ませ、 「入試の後に買いに来たものです」 と声をかけてくれました。 よかったー。 1年間、よろしくお願いします!

「余白」が足りない就職試験

知能テスト?みたいなものがありました。 その冊子にはいろいろな問題が載っていて、 各5分くらいで時間が来ると次のページ!みたいなものでした。 もうウン十年も前のことなのに、「就活」と聞くと思い出す「余白」。 数字の問題を、問題用紙の余白を使って…

『ザリガニの鳴くところ』

ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』(早川書房) 夜更かしして一気に読み終わった後、 なかなか寝付けなかった。 物語の面白さにやられて、 興奮が冷めなかったから。 繰り返し繰り返し、 場面を思い浮かべてじっくりと余韻をあじわった。 映画…

また来てね!

山梨大学の後期試験前日。 大学の下見に来たらしい子が、文庫の棚の前にじっと立っていました。 しばらくして私に明日も営業していることを確認し、出ていきました。 試験当日の夕方。 彼は店に入ってくるとまっすぐに目当ての本を手にし、レジにきました。 …

息子の受験終了

昨日の合格発表をもって、息子の受験が終了しました。 といっても同時に新たな1年が始まったのですが。 もう1年かけても京都大学理学部に行きたい。 何かを欲しいとか何をしたいとか、 心配になるほど口にしない息子ですが、 昨日ははっきりと希望を表明しま…

あれは2月のことでした

大学卒業後そのまま東京で就職した私は、 1年11ヶ月という中途半端な時期に会社を辞めました。 年明けから母の手術、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件など、 大きな出来事が続くなか甲府に戻り、新たな生活が始まったのです。 忘れることのできない大転換の…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 武田神社への初詣は混雑を避けて夜、が恒例です。 今年も行ってまいりました。 さてどんな1年になるでしょうか。 我が家では息子が大学受験を控えており、 2月3月は店を臨時休業する必要…