山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

「余白」が足りない就職試験

知能テスト?みたいなものがありました。

その冊子にはいろいろな問題が載っていて、

各5分くらいで時間が来ると次のページ!みたいなものでした。

 

もうウン十年も前のことなのに、「就活」と聞くと思い出す「余白」。

 

数字の問題を、問題用紙の余白を使って計算していた私。

あせっていました。

なぜって、余白がなくなってしまったから。

 

初めの方の問題は桁が少なく簡単。でもだんだん難しくなっていき、

ひっ算しないとできなかったのです。

もちろん暗算が得意なはずはなく、問題用紙の余白を使ってせっせと計算。

どんどん余白はなくなっていき、他の人はどうしているのだろう?と不思議に思うほど。

何問も残してタイムアップ。次のページへと進めなくてはなりませんでした。

 

内定をもらうころに人事担当の方がこの問題について話をしてくれて、

その時初めて、自分が勘違いをしていたことを知りました。

・・実は私、足し算をせよという問題なのに、すべてかけ算をしていたのです!

人事の方は私が必死になって書いたひっ算をすべてチェックしたそうです。

計算ミスはなかったとのこと・・。

 

いいやら悪いやら。