毎月1回は書こうと思っているのに、
ついに8月が終わってしまった。
暑すぎなのだ。(言い訳)
さて、今月末には駅の中に「大型書店復活」ということで、うちの店を心配してくださる声を多々いただいています。が・・実は私は「書店が少なすぎる問題」を緩和するには良いことだと思っています。
なぜなら、うちの店のように小さいとお客様の「たくさんの中から選びたい」「発売日なのだからあるだろう」などのご要望に応えることが難しいからです。リアル書店に対する不満やストレスは、通販や電子書籍に向かうだけならまだいいけれど、もう本屋はいいやとか、本を手にすることすらあきらめてしまうことにつながりかねません。
本が好きな方、本を読む習慣のある方はあちこちの書店に行くことがあるだろうし、通販も電子書籍も使っていると思います。その選択肢のひとつとしてうちの店にも来て下さるのでしょう。
書店に足を運ぶことをあきらめてしまって、店頭であれこれながめて選ぶ楽しさや、本との偶然の出会いのようなものを忘れてほしくありません。そのためにはいろいろなタイプの書店が必要なのです。
とはいえ当然のことぼんやりしていてはいけません。自店の魅力を高めるべく、品揃えや何かを考えなくてはいけないのは確かです。先月からせっせと本を入れ替えたり、構想を練ったり(!)これからもがんばらねば、という9月です。