山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

思い出すのは

思い出すのは

この本屋をどうしたらいいのかわからなかったころのこと。

 

(別に私が継がなくてもいいのに)

(このままなんとかなればいいのに)

(店をたたむのだって一苦労)

 

でも、どちらにしろ他に誰がやるというの。

 

ぐるぐるぐるぐる

 

お客さんは少ないし時間はあるのに

何をやったらいいのかわからない。

こんなに時間があっていいはずはないのに

ただ一日が過ぎていく。

 

 

店がどうにもならなくなって初めて

「覚悟」という言葉の意味がわかった。

 

本気で取り組まなくては

何も変わらないし始まらない。

 

あの時の気持ちは、忘れない。