山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

「親の年収」と「子どもの教育格差」に・・?

親の年収による子どもの教育格差が拡がっている
という調査結果がニュースで流れていました
年収400万円以下の家庭の子どもの大学進学率は31%、
年収1000万円を超える家庭では62%になっている
というものです
そのため教育に対する公的投資を増やすべきだ、
と付け加えられています
「ふうん、そうなのか」という感じかもしれませんが・・

そもそも、「大学に進学」するということが
人生の必須条件なのでしょうか・・?
大学へ進学することが目的の勉強だけでいいのでしょうか
ただ大学へ進学しても、本当に学びたいことがあり
一生の仕事につなげることができる人はどれくらいいるでしょう?

今の日本の社会には余裕のない閉塞感ばかりが感じられますが
もっともっといろいろな人がいて、いろいろな生き方があってもいいんだと
いうことを、子どもたちに知ってもらいたいと思います
幸せの感じ方は人それぞれです

例えばW杯で活躍中の本田選手
ビッグマウスだ、生意気だ、などといわれていますが
あのくらい強烈なインパクトが今の日本には必要なのでは?
子ども達があんなふうになりたい!と思えるような大人が
増えていくことを願います