山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

米原万里さんのエッセイ

「終生ヒトのオスは飼わず」という米原万里さんの

終生ヒトのオスは飼わず (文春文庫)

終生ヒトのオスは飼わず (文春文庫)

エッセイを読みました。
 ロシア語の同時通訳者として、エッセイストとして、作家として活躍された
米原さんは優れたことばの使い手でした。
 真実を見つめるその文章はときに鋭く、ときに優しく、ユーモアたっぷりで、特にエッセイは、近くに置いておけばいつでもどこから読んでも楽しめる逸品です。
 電車の中や病院での待ち時間など、バッグに1冊、おすすめいたします。