2014-01-25 「木野」 文藝春秋2月号に掲載された村上春樹「木野」を読みました。3か月連続短編掲載ですが、今月号がいちばん村上氏らしくて好きだなぁ・・と思いました。ジャズの名曲とかものすごくディテールにこだわった描写と、もやもやっと読者の想像をかきたてる部分の対比が心地よく感じました。 すべてをはっきり書きすぎる文章よりも、読んでいて考えさせられる文章、というのはそのさじ加減がすごく難しい気がします。 その辺のバランスがいいんでしょうね・・、きっと。