山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

「花子とアン」毎日みています!

ちょっとぎこちない甲州弁にドキドキしながら、毎日楽しくみています。
自分の町が舞台になるってなんだかいいですね。
厳しい山の暮らしも、貧しい農民の姿も、昔は大変だっただろうなぁと、いいところも悪いところも先祖の姿に思いをはせながら身近に感じられます。
                                         
いろいろと見どころがちりばめられていて、けっこうビックリするシーンもあります。「赤毛のアン」を読んだことがなくてももちろん楽しめますが、読んでいるともっと楽しめるかもしれません。

赤毛のアン」のお話に似たエピソードがでてきて、まるでオマージュのようなのです。

「おらのことは『はな』でなくて『はなこ』とよんでくりょう」という。
(アンは自分のことを「コーデリア」とよんでほしいとか、「Ann」ではなく「Anne」のほうでよんでほしいという)

学校でおんぶしていた妹の髪を男の子に引っ張られ、(アンは赤毛のおさげを「にんじん」と引っ張られた)かっとなり頭を石板で殴って、石板を割ってしまった。

奉公に求められたのが女の子ではなく男の子だった。
(アンは男の子が欲しかった家にまちがえてもらわれてきた)

また、はなのおじいちゃんが「そうさな」というたびに、「赤毛のアン」のマシュウのくちぐせ「そうさな」が重なります。
こんな感じで、小ネタ満載なんですよ。

NHK出版からドラマ・ガイドも発売されました。登場人物や演じている俳優さんのことや様々なエピソードがたくさんのっています。これがあればドラマが10倍たのしくみられそうです。税込1,188円です。ぜひ買いにいらして下さいね。