山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

「アンのゆりかご」

先週、NHK甲府「まるごと山梨」で村岡恵理さんの新春インタビューがありました。
村岡さんは「赤毛のアン」の翻訳で知られる村岡花子さんのお孫さんで、4月から始まる朝の連続テレビ小説花子とアン」の原案本「アンのゆりかご」の作者です。
インタビューではまず、その美しい着物姿にびっくり。おばあさまから受け継いだモチーフが本の帯をしめ、品のある言葉遣いと落ち着いた受け答えに私は何度もハァーと感嘆のため息をついてしまいました。生放送でこれって女優みたい・・。
素敵な方でした。
これはこれは読まなくては!と、早速「アンのゆりかご」を手にしました。
まだ途中までしか読んでいませんが、とても読みやすく内容も興味深いものです。
村岡花子さんがどういう経緯で山梨と関わりがあったのか、どんな交友関係があったのか。
明治の女性がどんな思いで勉学に励み、家族を思いながら苦労に耐えて夢に向かっていったのか。
ドラマがとても楽しみになる1冊です。