山梨大学前の星野書店

山梨大学前の小さな書店の日記です

今年もよろしくお願いします

本日、初仕事です。

元日から大地震や飛行機事故など、

なんだか不穏な年始となりました。

 

わが家では・・実は12月中に家族の不幸があり、

2年連続の喪中となりました。

 

なので12月後半は慌ただしかったのです。

店も忙しい時期でしたので1日だけ休業し、ふだん通りを続けました。

 

年末年始は特に何もしないまま、静かにお正月を過ごしました。

 

事後報告になりました。

年始のあいさつもなく変だな・・と思った方もいらっしゃるかもしれません。

が、大丈夫です。

もう元気に仕事を始めています。

 

本年もごひいきに、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今年もありがとうございました

今日は2023年の最終営業日です。

 

最近はコロナ禍も落ち着いてきて、

お客様とのやりとりも以前のように「お話しながら」になってきました。

にぎやかな日常が戻ってきたことを実感しています。

 

相変らず厳しい出版業界ですが、

地域のみなさまに支えられながら、

今年も無事に1年を終えようとしています。

 

通販の購入ボタンを押すように、

気軽に注文をしてもらえる店にしたい。

このところ私が取り組んでいることのひとつです。

 

また、「ここに来れば何かしらほしいと思う本がある」

そう思ってもらえるような品揃えをすることが大事だと思っています。

1ヶ月に1度は店をのぞいてもらい、1冊でも買っていただけるように。

 

そうした1冊1冊の積み重ねに支えられている店です。

 

今年も当店をご利用いただきありがとうございました。

新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

「鹿」には驚かない

毎月つくっている「星野書店のほんのかけはし」に、

夜の散歩で鹿を見かけたことを書いた。

 

ええー、こんなに近くでも野生動物!?

 

とか、驚かれると思いきや。

 

武田神社周辺の相川地区では野生動物はふつうに見かけるらしく、

反応が薄いのに逆にびっくり!

不審者情報よりも「イノシシに注意」などの方が多いとかナンとか。

そういえば数年前、相川小学校で大きなイノシシのはく製を見たっけ。

 

甲府駅に近い新紺屋地区と隣り合わせでも、相川地区には田畑などのどかさの残る地区なのは確か。自然が近い証ですね。

思い出すのは

思い出すのは

この本屋をどうしたらいいのかわからなかったころのこと。

 

(別に私が継がなくてもいいのに)

(このままなんとかなればいいのに)

(店をたたむのだって一苦労)

 

でも、どちらにしろ他に誰がやるというの。

 

ぐるぐるぐるぐる

 

お客さんは少ないし時間はあるのに

何をやったらいいのかわからない。

こんなに時間があっていいはずはないのに

ただ一日が過ぎていく。

 

 

店がどうにもならなくなって初めて

「覚悟」という言葉の意味がわかった。

 

本気で取り組まなくては

何も変わらないし始まらない。

 

あの時の気持ちは、忘れない。

 

本は腐らない!?

食中毒のニュースに目が行く。

茶店をしていたとき一番気を使ったのは食中毒

 

店をはじめてしばらくは救急車のサイレンがこわかった

自分がつくったものを食べて誰かが具合悪くなってのではないかとゾッとした

 

始めてひと月で何キロもやせた(やつれた)

本屋を手伝いはじめたら

本は腐らないからいいな!とすごく思った

 

鮮度を保たないといけない点では変わらないけど

 

店で使っているテーブルは

店内で使っているテーブル

長方形2台

正方形1台(裏でも2台)

むかし2Fの喫茶店で使っていたものだ

 

しかも母の代からある

 

外で使っている黒いテーブル2台

これは私の代から

 

そういえばそうだった

すっかり本屋になじんじゃったな

 

9月30日

9/30(土)の今日は、午前中に父の一周忌の法要があり、

午後からの営業となりました。

 

昨日、甲府駅4階にくまざわ書店さんがオープンしたということで、

お客様の中には見てきたよと報告してくださる方や、

がんばってくださいねと声をかけてくださる方も。

 

何も言わないお客様も、心のなかでうちの店を応援してくださっていること、

いつも感謝しています。ありがとうございます。

 

今日は夏の文庫フェアを片づけて、新たなコーナーを作りました。

「夏葉社」の本のコーナーです。

 

これからは自分が置きたい本を並べる。

少しずつそうしていきたいと思っています。

 

地域のみなさまと本をつなぐお手伝い。

そして本が好きなお客様に喜んでいただけるような品揃え。

 

うまくバランスをとってやっていけたらいいな、と思っています。

少しずつ肩の荷を下ろしながら。