最近、休みをしっかりとっています。
若いころと違って体力はないし、やらなければならないことが多くて・・。
時間を有効に使って、休みの日もそれなりにいろいろやっています。
書類作成や経理仕事だったり、お掃除や本の返品作業だったり。
もちろん自由に過ごす時間もないと、顔がキーっとなってしまうし、なにより元気がなくなります。
体の調子を整え、自分自身が充実していないと店づくりもうまくいきません。美術館にでかけたり、散歩したり買い物したり、本を読んだり音楽を聴いたり。
何年も前のことです。
もう亡くなられたお客様ですが、その方に言われたことが記憶に残っています。
「休みがないと区切りがつかなくない?」
会計士のようなお仕事をされていた方です。
その時自分がなんて答えたかはっきりしませんが、
たぶん「はぁ・・」とかそんな感じだったと思います。
今思うと、メリハリなくダラダラとした日々でした。
店を開け続けることに疑問を持たず漠然と、
この店に休みを取る余裕はないと思っていました。
お客様にも不便だろうと。
休むことは怖かったのです。
でも、「店を細く長く続けていく」ためには必要なこと。
本気で考え、店をやる覚悟ができてから、休みをとる大切さに気づいたのです。
まずは日曜日に休むことから。そして徐々に祝日も。
そして今はいろいろなバランスをとりながら休んでいるのです。